ブラストチラーショックフリーザー

          各モードと制御について

モード3種類について

・ソフトチル
    表面が凍結しやすい食品を冷却する時に使用します。
    食品に含まれる栄養素や旨味を含んだ水分の流出を防ぎます。およそ3℃くらい
    まで冷却します。
・ハードチル
    大きな塊ものを凍結させないで冷却する時に使用します。およそ3℃くらいまで
    冷 却します。
・ショックフリーズ
     急速凍結する時に使用します。およそ-20℃くらいまで急速凍結させます。

制御3種類について

・芯温   
  食品に挿入した芯温センサーが設定した目標温度になるまで冷却運転し、目標  
  設定温度到達後は保冷運転に切り替わります。   
  えみくるでは芯温センサーは1本です。
・タイマー   
  タイマーで設定された時間だけ冷却し、その後保冷運転に切り替わります。
  芯温センサーを食品に挿入し、食品の温度を確認できます。
・庫内温度   
  庫内温度が設定温度になるまで庫内を冷却し、その後保冷運転に切り替わり
   ます。   
  芯温センサーを食品に挿入し、食品の温度を確認できます。

                        設定可能な温度、上限

モードと制御、全9種類の組み合わせ。それぞれ設定できる範囲が異なります。
風速は1~6までの6パターンです。 乾きやすい食品を冷却する時は風速1、高温で多量の食品を冷却する時は風速6を設定してください。 あくまで目安ですので各自の判断で変更してください。

          操作方法

1.①電源を左の②蛍光表示パネルが点灯するまで押します。  
   ・「入/切」の左横のランプが点灯します  
   ・②の蛍光表示パネルが点灯し庫内の状態が表示されます
         →庫内に食品をすぐに入れない場合は工程3の操作に移ります
2.扉を開けて冷却する食品を入れたホテルパンを庫内のラック棚に載せます 。 
     ・芯温センサーを利用の場合は先端を食品の中心に挿入します
3.扉をきちんと閉めます。(閉まっていないと冷却が開始しません)
4.③モード(ソフトチル・ハードチル・ショックフリーズ)のうち利用のボタン
  を押します 。
5.④制御(芯温・タイマー・庫内温度)のうち利用のボタンを押します 。
6.②蛍光表示パネルにはボタンを押した時の芯温と庫内温度が表示されます 。
7.⑦画面切替を押し、設定画面に切り替えます。 設定は選択した制御によって
           異なります。(取扱説明書P.12)
      ・数値を変更しない場合は8の操作に移ります ・数値を変更する場合は設定の
          行に⑥選択/確定の上下にある▲▼で合わせ ⑥選択/確定を押し、設定値を
          点滅させます
       (※ボタンを長押しすると別の 操作になりますのでご注意ください)   
      ・数値を⑥選択/確定の上下にある▲▼で変更し⑥選択/確定を押し確定します
8.数値の設定ができたら⑤スタート/ストップを押します 。  
      ・選択した③モード、④制御と⑤スタートボタンの右横のランプが点灯し庫内の
         ファンが回り、冷却運転がスタートします   
       ・設定条件に達したら、ブザー 音でお知らせします。冷却運転から保冷運転に
         自動で切り替わります   
       ・保冷運転中は③モードと④制御の右横のランプが点滅し、②蛍光表示パネル
           は保冷 中と表示されます
 9.保冷運転を終了する場合は⑤スタート/ストップボタンを2秒長押しします。   
       ・⑤スタートボタン/ストップボタンの右横のランプが消灯し保冷運転を終了しま
           す   
       ・冷却運転中、保冷運転中に⑤スタート/ストップボタンを1回軽く押すと、冷却
           時間 がリセットされ、再スタートします 10.扉を開けてホテルパンを庫内から
           取り出します   
       ・芯温センサーを利用し、凍結した場合は無理にとらず、⑧芯温ヒーターを入れ
           て抜き 取ります(→取扱説明書P.24)

※運転中の注意

    扉の開閉について(取扱説明書P.14)

・扉の開閉はとってを持って静かに行ってください 。運転中に扉を開閉した後は一時
 的に開けにくいことがありますので、 閉めてから30秒程おいてから開けてください
・ストップ扉を開けたままにすると蛍光表示パネルに「扉が開いています」 と表示し
   点滅します。合わせてブザーが断続的に鳴り続けます
・扉を閉めれば解除されます

※運転終了後の注意

 芯温ヒーターが凍りついて食品から抜けない場合
 (取扱説明書P.24)

・扉の開閉はとってを持って静かに行ってください 運転中に扉を開閉した後は一時的
 に開けにくいことがありますので、 閉めてから30秒程おいてから開けてください
・ストップ扉を開けたままにすると蛍光表示パネルに「扉が開いています」 と表示し
 点滅します 合わせてブザーが断続的に鳴り続けます
・扉を閉めれば解除されます ・芯温センサーが凍りついて食品から抜けなくなった
 場合に、芯温センサーの 金属部を温めて抜き取れるようにします
・⑧芯温ヒーターボタンを押します ・芯温ヒーターのセンサー部の温度が5℃以下の
 とき、⑧芯温ヒーターの右横の ランプが点灯し、庫内温度画面が表示されます
 (途中で中止したい場合は、 芯温ヒーターボタンを押してください)
・センサー部の温度が抜き取れる状態になると、⑧芯温ヒーターの右横のランプが
  消灯します
・食品から芯温センサーを抜き取ってください
・②蛍光表示パネルに芯温センサーの温度が表示されていますので、抜き取りの目安
  にしてください
・芯温ヒーターは最大60分まで連続通電します

霜取りについて(取扱説明書P.23)

・庫内や冷却器に霜がついた場合は霜取りを行ってください
・扉を閉めた状態で、霜取りボタンを霜取りランプが点灯するまで押してください
 ランプが点灯して霜取りが始まります ・庫内温度が約10℃以上の時は霜取りは
 行いません
・霜取り時間は最大60分です
・霜取りが終了したら、霜取りランプが消灯します。途中で中止したい場合はもう
 一度霜取りボタンを押してください
・扉を開けると霜取りを中止します

清掃方法

・必ず電源が入っていないことを確認してから行ってください
・扉、庫内に付着した残渣を取り除き、かたく絞った布巾で水拭きし次亜塩素酸Na液
 で拭いたあと、水拭きします ・ファンの下のつゆ受け皿に入った水を捨て、ドアを
 開けて乾燥させておきます

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